いばらぎ食と農のポータルサイト「うまいもんどころ」に登場!
おいしい食の宝庫・茨城の食の魅力をご紹介
いばらきのいの一番のおいしさを「UMAIMON DOKORO BAKARI」
スペシャルインタビュー 第1回 「伝統の食財・納豆の革新」
日本橋ゆかり 三代目 野永喜三夫 × 有限会社菊水食品 代表取締役 菊池啓司
納豆には無限の可能性がある!新たな味覚を求めて常にチャレンジ!
両者の偶然の出会いが、納豆の歴史を変えることに!
茨城県の食財(材)・納豆が、野永氏の手により新たな息吹を放つ。
その納豆の軌跡とは。
納豆には無限の可能性がある
新たな味覚を求めて常にチャレンジ!「万能納豆タレ・納豆醤油」
ランチの「お刺身御膳」(2,650円)。
添えられる「万能納豆タレ・納豆醤油」 は二種類。
左は「黒豊」を使用し、きりっとしまった味わい。
右は「海洋ミネラル納豆」から作られ、黒豊のものと違いまろやかな風味。
・納豆以外にも、茨城そだちの素材が使われていると聞きますが。
土浦市の久松農園の野菜!
「トマトのすり流し 汲み上げ湯葉と生ウニのせ」(2,650円)。
半分は生、残りは火を加えたトマトを使ったすり流しの上に、
かつおだしのジュレを重ねた二層仕立て。
上には汲み上げ湯葉のソースと海水漬けの紫ウニが載る。
最初は二層それぞれを味わい、その後すべてを混ぜて食べると、また違った印象になる。
レモンがほのかに香る和風のガスパチョに!
野永さん 私は熱意とこだわりがある生産者のものがほしいのです。作り手の想いを直に感じて料理にしたいから、自分の目で確かめに現地に行くことも多いです。お互いに顔の見えるお付き合いがいいじゃないですか。今の時期はトマトひとつでも、全国の複数の生産者から送ってもらうのですが、そのひとつに土浦市の久松農園があります。おいしいことは絶対条件ですが、熱意とこだわりがあると感じるから、こうして店で使いたいと思ったのです。れんこん栽培農家の鈴木農園や、いちごの時期には鉾田市の村田農園のものも使いますし、茨城にはひいきにする生産者がたくさんいますよ。加えて、いちじくや常陸大黒、これらも今後使ってみたいと思っている食材です。昔から茨城で栽培されているもの、新しいもの、それぞれにいいものは取り入れていきたいと思っています。
ランチのお通しとして、季節の野菜を使ったすり流しが楽しめる。このときは、土浦市の久松農園のじゃがいもと玉ねぎのすり流し。黒こしょうを使っているからか、どことなく洋の香り。
JA茨城旭村の特秀メロンも野永氏のおめがねにかなったひとつ。
この時期はアンデスメロン。生のメロンに、白ワインのジュレをのせて。
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