TOKYOチーズケーキ
日本と仏蘭西、主張と融合を味わう
日本橋と言えば東海道の出発点で、かつて江戸の中心地だが、今や江戸の面影を残す所は全くなく、高層ビルさえ林立している。その一角に店えお構えるのは「日本橋ゆかり」。三代目若主人野永喜三夫さんは海外との交流も深く、本物の日本料理を世界に知らしめようと精力的に挑んでいる。今秋もまた、新しい試みに胸を躍らしていた。
ニューヨーク(NY)・メトロポリタン美術館で開催している「サムライフェアー」に参加し、メトロポリタン美術館内の会員制レストランとコラボレーションし、「日本料理の無限の可能性」と題して、お通し、前菜、刺し身、焼き物、留め物、食事、デザートのコースを披露。
米国やNYに媚びる事無く本物の日本の味を提供した。
そのデザートが「TOKYOチーズケーキ」だ。
タルト生地にフランスの16カ月熟成コンテチーズ、牛乳、生クリーク、酒粕と企業秘密の物を加えて流し固め、表面に薄く日本酒のゼリー張る。癖のないコンテチーズに酒粕が絶妙に溶け合い、食べるとチーズのコクと酒粕の風味がほのかに残る。まさに日本料理のラストシーンに相応しいスィーツかも知れない。
「AERA」より
因みに
こちらがメトロポリタンで出したデザートです。
ゆかり名物 黒豆ときな粉のアイス黒蜜かけとさつま芋の黒糖かりんとうです。
最終的にまた進化し!!
「日の丸」のイメージになりました。 |