日本橋ゆかり 三代目、料理人 野永 喜三夫(のなが きみお)のこだわりトピックス
今までに無い新提案と成功例 発芽玄米の微粉末化に成功! 4月19日、当紙主催(日本食糧新聞)のデザート&スイーツ展会場で、世界で初めて純国産発芽玄米の微粉末化に成功し、国産発芽玄米パウダーを使ったロールケーキの試作品などこれからの可能性を紹介した。小麦粉や米粉はスイーツの素材として一般的に用いられるが、発芽玄米を使用することで、米粉で作るよりもGABAの含有が約20倍以上となり、それだけでも栄養価が高くなる。小麦粉によるアレルゲンも解消できる。古来の和の素材の良いところを見直し、従来の原料を国産発芽玄米パウダーに置き換えることで、洋風スイーツに応用させ栄養価が高く、しかも小麦などの代用品で安心、安全、おいしいスイーツを日本発として世界に発信できるようになる。 今後は、発芽玄米パウダーをブランド化し、ロールケーキはもちろん、シュークリームやホットケーキやクッキー、麺類などの原料としても供給を進める。さらに、滋賀県や秋田県の某醤油メーカーのもろみ(醤油粕=食物繊維)と組み合わせ、今や現代人の定番品のマヨネーズと合わし七味も加えた「大人のマヨネーズ」「もろネーズ」や一口サイズで香り豊な酒の肴として大人向けのスナック菓子「大人のかりんとう」など食物繊維や醗酵食品が入ったヘルシー感のあるお菓子を提案、日本古来の味と香りとして訴求する予定だ。ロールケーキは、秋口までに、業界など各方面に広げ口コミで、十分に認知度を上げた後、年内には和と洋、日本料理からデザート・スイーツなど様々な「橋渡し」の意味を込めた「ラ・ポンテ」(橋)の意味の名称で「株式会社ティエラ・マドレ」(03-3468-7303)が請負う。
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