日本料理 日本橋ゆかり  野永 喜三夫

日本橋ゆかり 三代目、料理人 野永 喜三夫(のなが きみお)のこだわりトピックス


[今月の出来事] [料理写真集] [メディア] [食べ歩き・勉強々] [こだわり] [仕入れ] [名物品] [夢・目標] [師匠、恩師] [幻のお酒] [お取り寄せ「お酒・デザートなど」] [ 2002年スペイン視察旅行] [イマジネーション] [友人・仲間] [趣味] [子供] [食育] [プロフィール] [日本橋案内] [人材募集] [店の内装・歴史・伝統] [無断転用を禁じます。]

[食育] 簡単でおいしい 「肉じゃが」!

 ・美味しくて!失敗しない!肉じゃがうを伝授!!
今、足りない愛情たっぷりの手造り料理(おふくろの味)を改めて指導します。
これからの若者へ失敗しない日本料理の基本を伝授。
食育々・・・・

 
エ~~~~~!こんなに簡単なの~~~!と、驚きますよ!!
DSCF1086resipi1.jpg
・4人前の材料と段取り。
じゃが芋は皮をむき4~6等分に切りだし、人参は皮はむかずに一口大のらん切りで大きさを揃えておくお肉は豚バラスライス又は牛バラ切り落としで十分!約3センチぐらいに切り分けとく。

DSCF1088resipi4.jpg

・ポイント!! 自分の作り方は!油いらず!炒めません!
  ・炒めたいい方はどうぞ炒めてから炊いてください。

・鍋に合せ出汁を入れ、まだ冷たい出汁の中に
お肉を入れ箸でしゃばしゃばほぐし、じゃが芋と人参 玉ねぎを加え落とし蓋をし
火をつけ強火で一度煮立て、中火に弱め約15分ほどで「一度火を止る!」(ポイント!)
・目安は合せ出汁がだいだい半分まで詰った状態で常温まで一度冷まします。


DSCF1087resipi3.jpg
・一度火を止め約1~2時間冷まし、再度火をつけ煮上げるのがコツです。

DSCF1092resipi7.jpg
・目安はこのくらいで一度火を止め冷ます。

・なぜ!?と思うでしょ~? ?全て応えますよ。
冷たいとこから火が入ることで材料から出汁とうま味が出ますし肉が柔らかく仕上がります。
・炒めてしまうと肉が締まり硬くなります。

・なぜ? 
最初出汁がにごりますが、温度が上がるとタンパク質が凝固しアクとなり浮いてきて、そのうち出汁が澄んできます。目で確認が出来るうま味が出ている状態です。

・なぜ? 
煮物は初めの味はもちろん薄いです。煮上げている内にだんだん煮詰まり、ちょうど好い味になります。煮物はあわてないこと!

なぜ? 
煮物は冷めるときに味が染みていきます。1日経ったカレーと同じです 時間があればぜひお試しください。

DSCF1089resipi5.jpg
・召し上がる時に再度火をつけ、お好みの味まで煮つめてください。

DSCF2282bs2.jpg

・お好みで湯がいた キヌサヤをちらし出来上がりです。
DSCF2289bs1.jpg

・家庭用レシピ4人前 
     
     ・合せ出汁  
          出汁      600cc      豚バラ    250g
          みりん     大さじ4      じゃが芋   3~4個(500~550g)
          濃口醤油   大さじ4      人参     半分~1本
          砂糖      大さじ1      玉ねぎ    1個
                              キヌサヤ   4枚

・切って炒めないで炊くだけ!

・一度冷ますのがポイント! 

・日本料理の基本煮ふくめる!   

・甘さと辛さは好みでお直しください。

・その他、色々の料理のレシピーは「ぐるなび」に載っています。


[トピックスのトップへ戻る]